魔女の右腕になるために。第九話

いらっしゃいませませ、
BSJの谷江みか子です。

帰ってきたらお母さんが
録画しておいてくれた
FNSを見ながらご飯したのですが、
衣装としても色んな種類が見れて、

勿論歌い方とか、
アイドルさん達のは
それこそフリ付けだったり…。

もう情報過多でございまする😵

もっと声が震えないための
度胸を身につけなきゃと思いました。

そんなよくわからない流れですが、
9話に行ってみましょう！！

これまでのお話しはこちら。

魔女の右腕になるために。第九話

ジオ

師匠、アレは一体何だったんですか？

騒ぎは収まったが
余りに居心地が悪い為、
パンプランプ達は会場の隅で
運ばれてきた料理を口にしていた。

ジオがアレと言ったのは先程
パンプランプが出現させたカラスで、
在庫として残っている人間の
数を教えろと喋ったかと思えば
ソレ全部で手を打つと言い残し
カードに戻った。

ジオ

あとセブンクさんの手帳から出てきた赤い少女も

一番大変な思いをしたであろうジオは、
珍しく頬を膨らませると2人へ視線を送る。

自分もかと視線を向けられたセブンクは
顔を見合わせてから
「どうぞ」と手を出すパンプランプに、
胸元から手帳を取り出すと机の上に置いた。

セブンク

この手帳の中には契約した使い魔達が入ってる

ジオ

弟子ではなくてですか？

ジオの疑問に
首を縦に動かし答えた
セブンクは説明を続ける。

パンプランプとジオの様な
師弟関係であれば、
将来的に弟子が一人立ちしたり、
最悪袂を分かつ場合もある。

契約した使い魔は、
魔女が自分の魔力を
提供する代わりに
使い魔を自由に使うことが出来る。

セブンク

まぁさっきのヤツは同族に消されそうだったから、使い魔として保護した…に近いんだけどな

パンプランプ

口裂け女の子孫とかだったっけ？

セブンク

そうそう

次はお前の番だという視線を
向けるセブンクは、
手帳を胸元に仕舞い足を組み直した。

小さく息を吐いたパンプランプは
メイン料理が運ばれ、
それに合わせて注がれたワインを
片手に閉じていた口を開く。

パンプランプ

私のアレは召喚魔よ。必要な時だけ喚び出して力を借りる。ただ、提供するモノはその都度向こうの気分次第ね

最初は魔力もほぼ出涸らしの状態での
召喚だった為、
何を気に入ったのか
目玉の提供を要求された事。

提供された目で見た情報を
共有してやるからとの言い分に、
渋々目玉を差し出したとの事。

ジオ

という事は…あの赤目の１つは……

セブンク

元はパンプランプのだな

手をギュッと握り締めるジオの横で、
大きめに切り分けた肉を頬張る
セブンクは面白そうに笑った。

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