どうもBSJの
谷江みか子です🤗
10月に応援さん達の
新しくスタートを切るための
ライブがあり、
11月にはハピスマさん達の
新体制としてスタートするための
ライブがあり……。
それぞれが
それぞれ頑張ってます‼️
皆さんの温かい声、想い、
よろしくお願いします✨
いやー…2話目にして、
失踪することなく続きを
書けてよかったなと
心から思っております（笑）
前回はメインである
カボチャのジオ君がメインでしたね。
今回は……❓
魔女の右腕になるために。第一話
＊＊＊
「あらごきげんようパンプランプ。まだ弟子はとらないの？」
「あーんなに人間の子供を捕まえて持ってるのだしー…1匹くらい使ってみればいいのにー」
「商品に商品を逃されちゃ堪らないじゃない」
私は毎年人間界の
ハロウィンと呼ばれる期間だけ、
最大限に魔力を使い続ける。
色々な世界へ魔女達が出向いたり、
自分の右腕でもある手下を
人間界へ送り込む事で
人をコチラ側へ引き込む
1番の掻き入れ時でもある。
｢毎年1つの世界を任される身にもなってみなさいよ……！！！｣
手下を持たない私は、
人間界のカボチャに期間限定の
〝灯〟を入れて道を惑わす。
〝灯〟は人間で言うところの魂だ。
私の為に働き、私の命令で動く、
私の魔力の実体化とも言える。
というのも、
他の魔女には人間の言う
ハロウィンの時期に仮装している者は
人間だと気づきにくいらしい。
私は仮装してても
人間かそうじゃないかは分かるから、
そういう子達を集めて
他の魔女に売るのが
商売みたいなものである。
「約1ヶ月、魔力を使い続けるから終わる頃には出涸らしなのよ……」
魔法を最低限のみで過ごせば
3ヶ月程度で元には戻るけど、
その間は外出は出来ないのと
カップに口をつける。
汚れて腐りかけていたカボチャを
森から持ち帰り、
私の魔力を込めてハロウィンを
象徴するオレンジ色へと変えれば
ムクリと動いた。
だいぶ小さいが、
人と同じ姿になっている現状を
把握したカボチャは床に
座ったまま私へ顔を向けた。
「……」
「…あ、そっか……口も作ったけれど、まだ分からないわよね」
頭を傾けたカボチャを
椅子に座らせて、
その椅子の横に膝を
ついて再び口を開いた。
ハロウィンで捕まえた人間を
商品として売ってる事。
その商品を盗られないよう
過ごす3ヶ月が割と大変だって事。
弟子なり雑用係にと
言ってくる者も多いが、
1度商品を持ち逃げされそうに
なったから却下。
「キミには自由に動ける体と衣食住を提供するから、私の弟子になりなさいな」
＊＊＊
お師匠さんとの
出会いでしたー。
なーんでジオ君は
森にいたんでしょーか🤔❓
それではまた次回。
ありがとうございました。
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